Cesar o nada[カエサル か 無か]
その昔、カエサルを目指したチェーザレ・ボルジアが使った言葉
All or Nothingのような解釈が一般的かと思いますが、私の新解釈としては、 カエサルほどの偉業を成し遂げるか、もしくは歴史の藻屑 と消えるか。つまり、自分の足跡を歴史に残せなければ無に等しい。
そういう意味では、当たるか当たらないかは別にして、代理店とか、下請けではなく、自社サービスの開発しかやらないというのが、弊社の方針です。
私は岩手の高校を卒業し、東京大学に入りました。
大学入学当初は、私自身も良い大学に入り一流企業に入るという、ありがちな人生を考えていたのですが、実際には大学在学中に起業という選択肢を選び、エルテスを創業します。合わせて大学は5年生のときに中退し、事業に専念できる環境を作りました。
私自身が創業にいたった背景の一つとして、「日本全体をどうよくするか」という問いに対して私なりの解答を示したかったからです。
日本を良くする答えは、少なくとも、官僚になることや、大企業に入ることではないと考えます。
一般的に、アメリカでは、優秀な人は、起業し、そうでない人は公務員になるという話があります。
最初、私はそれを聞いたとき、文化的なものだと思っていました。
しかしながら、資本主義を勉強していくうちに、文化の問題ではなく、日本人が単に、資本主義を勉強もしくは、正しく認識していないだけだということがわかりました。
日本では、役人が偉いという風潮がありますが、それは偉いわけではなく、公共事業を発注する権限をもっているから、へこへこしているというだけです。
そして、公共事業というのは、国民から税金集めて、地方に分配するというゼロサムゲームで、付加価値を生んでません。
一方、イノベーションにより、創出されたビジネスは、新しいマーケットを形作ります。
資本主義のエンジンは、あくまで起業家・ベンチャー企業であり、公共事業ではないのです。
そういった認識がないと、なぜ、起業家が素晴らしいかというのが理解できないと思います。
さらに一言加えると、イノベーションを伴った起業でなければ、既存のパイを食い合うこれもまたゼロサムゲームになります。
最初の創業理念に戻りますが、小さくてもいいが、自分たちでなければできなかったと言われるようなビジネスを作っていきたい、少しでも世の中に影響を与えたいと思っています。